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395 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:24/01/13(土) 21:07:39 ID:QA.5h.L1
過去に嫌なこともあったけど、それも含めて今の生活があるんだなぁと思った。
20代前半の時、毒母(言葉の暴力メイン、身体的暴力もあり)の影響で自己肯定感マイナスに育った私は、「せめて若くて女として有り難がられるうちに」と婚活パーティーに参加した。
容姿は十人並みだけど若く、なおかつ食いっぱぐれない職業だった私は受けが良くて、一回り年上(男性参加者の中では若い方)の男性とカップル成立しお付き合いするに至った。
男性の参加条件が年収600万円以上とかだったので、結構稼いでる部類の人だったんだと思う。
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でも数ヶ月は優しかったけど、次第におかしくなっていった。
待ち合わせに数時間遅刻、その間音信不通、やっと来たと思ったら「疲れてて寝坊した」と何故かイライラ。起きた時に連絡くらいはして欲しいと言ったら
「俺よりずっと年下のくせに口答えしてくるなんておかしい」
「俺は仕事で疲れてるんだ(私もそこそこ激務だったけど)」
「俺に逆らうな」
とひどく逆ギレ。
そこからは「女は男の言うことを聞くものだ」と事あるごとに言われたり、飲食店で若い女店員をいびるのを止めたら怒鳴られたり、お泊りの時に乱暴なことをされたりした。
相手が怒ると「私が怒らせたせいで…」と思いがちだった自分も、さすがにおかしい、付き合っていけないと気付き始めた。
いろいろごねられて大変だったもののなんとかお別れしたけど、ドッと疲れて「なんかもう結婚とかいいや」と仕事や資格取得を頑張ることに決めた。
大人になっても母の影響に囚われている自分を変えたくてカウンセリングみたいなものも受けて、時間はかかったけど考え方もだいぶ前向きになったと思う。
2年ほど経った頃、新たに任されたプロジェクトきっかけで同い年の男性と仲良くなり、じっくり時間をかけて恋人関係に、そして「この人なら」と思い結婚した。
勤勉で真面目な反面落ち込みやすい人で、仕事のことで鬱になりかけて大変だった時もあった。「いざとなれば私が稼いで支えよう」とサポートして、何より本人が努力したおかげだけど今はまた元気に働いている。
現在30歳、気付けば夫の年収が600万円を超えていた。
「年収600万」というキーワードで例の婚活パーティーのことをふと思い出し、男性参加者が35歳〜45歳だったことを考えると、30歳でそこに達するなんて夫はよく頑張ったなぁと思った。
婚活パーティーで出会った彼のことは良い思い出ではないけど、結婚する前に嫌な部分を見せてくれて助かったし、仕事に打ち込んだりカウンセリングを受けるきっかけをくれた。
仕事を頑張ったおかげで夫とも出会えたし、カウンセリングで前向きに考えられるようになったおかげで夫が鬱になりかけた時も支えることができた。
もうすぐ子供が生まれるし大変なこともあるだろうけど、人生万事塞翁が馬と考えてやっていこうと思う。
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