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2024年01月07日

何を書いても136-236 そのうち私が作った料理は全部拒否

何を書いても構いませんので@生活板136
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1703478828/


236 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:24/01/06(土) 23:45:30 ID:WX.mx.L1
私は4歳の双子を連れて離婚してるんだけど、毎年お正月になると思い出すことがある。

今となっては元夫は多分何かしらの診断がつく人なんだと思う。
モラハラだし、真面目にならないといけない場面で全くと言っていいほど話し合いが成り立たない。
当時は若くて世間知らずだった私、6歳上の元夫に押されるまま付き合って同棲もせずそのまま結婚した。
うちは私が小学3年の時に父が亡くなった母子家庭、元夫は離婚による母子家庭だった。
両家の顔合わせの際は母が
「女手一つで育てた娘なので至らない点もあるかと」
と謙遜したのをどう解釈したのか、母子家庭同士だけど立場はうちが上と元夫と元義母を勘違いさせたらしい。






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元義母はいわゆるメシマズというやつで、散らかった家とギトギトの台所で揚げ物の油は永遠に継ぎ足し、ご自慢のロールキャベツは何故かシナモンを隠し味にする人だった。
この味付けに洗脳されてた元夫に私が作る料理が通用するわけがかない。
しかも元夫は偏食ならぬ悪食というか、好き嫌いどころではない偏りがあった。
野菜は生でも熱を通してもダメ、食べられる肉は豚肉のみ、海鮮系は全部嫌いという有り様。
けど豚汁は食べられるという意味不明な人。
そのうち私が作った料理は全部拒否。
理由を聞けば何が入ってるかわからないからとのこと。

だから元夫にはコストコで売ってる豚汁と、スーパーで圧縮された状態で売ってる温めるだけでいい鯖の塩焼き、白米のみ。
辛うじて私が研いで炊いたご飯は食べてくれた。
どんな言葉で言いくるめられてたのかは覚えてないけど、仕事は辞めさせられてたし家計は元夫が管理して経済制裁も受けてた。
だから自炊は避けて通れなかったの。
元夫が何か吹き込んでたのか、元義母からのイビリや干渉は加速する一方。

双子の息子達は幸いというか、野菜の裏ごしなんぞいらんってレベルで私が作った物をパクパク食べてくれて、喋れる頃になると毎度「お母さん、ご飯おいしいよ」と言ってくれた。
それが気に入らない元義母が料理でマウントを取ろうにも「おいしくない」と泣く。
プライドが傷ついた元義母からのイビリが更に加速。

その頃には元夫に私が作った料理を提供しなければという日には食べ物の味が全然わからなくなってた。
何度味見しても味がわからない。
息子達に作るご飯の味はわかるのになぜ?と内心パニックだった。
そんな元夫は私が作った味噌汁とわかるやいなや即シンクに捨てる。
完全に精神がやられてたと思う。

そのうち元夫が夜の仕事をしてる女性にうつつを抜かして借金したのがわかったから、それを全面に出して半ば強引に逃げるよう離婚した。

すみません。
思いの外長いくなりそうなので分けます。

237 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:24/01/07(日) 00:27:30 ID:lD.v8.L1
続きです。

それからは二度ほど職を変えつつも安定した仕事に就けることになり、部屋を借りて息子達と暮らせるくらい自活できるようになった。
相変わらず私の自作だろうが惣菜だろうが何でも美味しく食べる息子達。

味がわからなくなることもなく、思ってる以上にダメージだったんだと他人事みたく考えられるくらいになった。
私の料理を否定するイコール母を否定してたってことだろうと苛々するくらいまで回復。
気付けば息子達も成長して小学6年生になってた。

ある年に仕事納めの日に職場に忘れ物をして、大晦日に忘れ物を取りに行ったのに財布を忘れて帰るという大失態をやらかした。
出番だった社員から連絡が来るも、デスクの引き出しに仕舞っておいてくれというやり取りもしてた。

たまたま元旦に出番だった社員が
「近くに出動があるんで財布がないと困るだろうし届けます」
と連絡をくれた。
この年は母が入院中で(今はピンピンしてる)息子達と3人でお正月を過ごしてた。
お言葉に甘えて財布を届けてもらうことにして待ってたら息子達は職場の懇親会でたくさん構ってくれた社員の訪問に大喜び。
一緒にお雑煮食べようよとはしゃぎまくる。

その言葉を聞いて私はへたりこみそうだった。
血の繋がらない男性が私作の物を口にするかもと想像しただけでパニックになりそうで。
改めてトラウマって根深いんだとフラッシュバックした。
「ね、○○君も一緒にお雑煮食べていいでしょ?」
と言われたら社員も私も断り切れない。
心臓バクバクだったけど私が味付けして作ったお雑煮を出した。

社員は「あーうまっ!」と言いながらガツガツ食べてくれた。
男3人が餅をビヨンビヨンさせながらお雑煮を食べる姿がシュールにすら見えた。
「母ちゃん料理上手いんだなぁ!」
「明日は椎茸増やして味変したお雑煮だから!」
と汁を使い回してるのがバレる会話までしてた。

ばーば入院してるし明日も遊びに来てよと懇願する息子達に根負けしたというか気遣ってくれたのか、翌日の夕方にまた来てくれた。
せっかくの休みなのに申し訳なかった。
味変したお雑煮を食べて息子達とゲームしてすぐ帰った。
正月明けの出勤時にお礼を言うのはもちろん、理由はどうあれプライベートで同僚女の家に行ったのは内緒にしましょうと口裏を合わせた。

職場の鏡開きの時、たまたま手隙だった私がお汁粉を作らねばならない場面にぶち当たった。
気が気じゃなかったけど、頑張って味付けをしたら好評だった。
普段は気難しいお局もすごく美味しいと褒めてくれた。
ここで初めて私はもしかしたらメシマズじゃないのかもと思えた。

こう思えるまで8年、私にとっては長かった。
息子達に作るご飯をウキウキしながら作れるようになった。
今まで事務的に機械的に能面でご飯を作っててごめんと思った。

味覚が合うって価値観が合うの一種なのか、お雑煮を褒めてくれた社員と籍を入れて今は戸籍上も息子達の父親になってくれて同じご飯を食べてお腹を満たしてくれてる。
今年もお正月はたくさんのお餅が消化された。
私の再婚を知った元夫が騒いだのはまた別の話だけど、ご飯が美味しいと言ってもらえるってこんな幸せなことだったんだ、なんでもっと早く気付けなかったんだと泣きそうになる。


posted by 管理人 at 00:57 | Comment(4) | 何を書いても | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
定期的に変なのがわくなw
それにしてもロールキャベツにシナモン…味が想像できんw
Posted by at 2024年01月07日 08:07
今は幸せになって良かった
Posted by at 2024年01月07日 11:27
※2
これ去年あたりから続いているコピペだよ
まとめに投下するならともかく一般のブログにまで貼ってる
Posted by at 2024年01月07日 13:04
クソ共のせいでものすごくダメージを受けてたことに気づけないほどダメージ受けてた、って感じだな
今は幸せでほんとによかった
Posted by at 2024年01月07日 23:34

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