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568 名前:sage[] 投稿日:23/07/07(金) 08:46:34 ID:LC.m6.L1
電車内で何度も押してくる微妙な男が背後にいた。
乗換駅で階段を降りていると、その男が駆け下りてきて私にぶつかりそのまま速足で通り過ぎて行った。
暑さでイラついていたので、私はその男を追いかけた。
ハイヒールで走る音にギョッとした顔で振り返る男。
その顔を見て
「ハイヒールで走りながら飛び蹴りできるほど、私は運動神経よくないな。
きっと空振りするし、着地でコケるし、そんなことしたら私のほうが不審者だ」
と思い至り、九十度方向転換し乗換ホームの階段を駆け上った。
白髪交じりの髪を振り乱し、ハイヒールで追いかけてくる妖怪のような私の姿が、彼の脳裏に焼き付き、ぶつかり男を卒業しますように。
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その程度の反撃?でもビクビクしてそう。
というか速攻で忘れて繰り返すよ。
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