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182 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:23/02/25(土) 17:31:40 ID:LG.dx.L1
今光熱費高騰で日本の家屋の断熱性が話題になってるけど実は俺も日本の断熱性の低さに加担してきた人間の1人だったのを思い出した
今から20年以上前の話だけど当時学生だった俺はアパートの建築現場でアルバイトしてた
土台とか骨組みとかはプロの大工さんがすでに組み上げてて、そこに壁の内板と断熱材と外板を張り付けるっていう仕事だった
でもド素人のアルバイトたちに綺麗に作業できるわけがなく、板がゆがんだり板同士の間に隙間ができるのは当たり前だった
また、断熱材は布状の素材のものを内板と外板の間にサンドイッチするように貼るというものだったんだけど素人のアルバイトが綺麗に貼れるわけもなく、しわが寄って端っこまできちんと貼れない、
ぐにゃぐにゃになって下のほうに垂れ下がる、そもそもサイズを間違える(自分たちででっかい塊から必要な分切り取っていくという方式)、などでめちゃくちゃだった
でも唯一のプロである現場監督はそれを見ても「雑でもいいから急いで!時間ないよ!」って急かすだけで全然気にしなかった
内心ではほんとにこんなんでいいの?って疑問には思ってたけど現場監督がそれでいいって言ってたしまだ学生だったからまあそんなもんかなと思って作業してた
その業界で長年アルバイトしてた先輩によると、予算も人も時間も足りないので出来の良さよりもスピードが優先される、
骨組み自体はプロがきちんと組んだものだから壁や断熱材の貼り付けが雑でも倒壊はしないし、後から漆喰とか壁紙とかで表面だけは綺麗に整えるので住民にはまずバレないから大丈夫って考えだったとか
あんなんじゃ断熱性とか防音性とか相当ひどかったんじゃないかな
あの時俺たちが作ったアパートに住むことになった方々にはほんとに申し訳ないと思う
まあ20年以上前の話だし最近建築されたアパートはそんなことはないんじゃないかな、たぶん……
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何も変わってないか、最悪もっと酷くなってるよ。
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