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601 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:23/02/02(木) 10:12:20 ID:Dm.fn.L1
嫌な昔のことを夢で見てしまった
一学年に女子が10人いるかいないかくらいの工業高校に通ってた頃、入学してすぐに自然教室があった
その中の団体行動が本当に苦痛だった
教師の号令で整列する、教師が離れたところに移動してまたそこに走って整列する、を繰り返す
私は運動音痴で足も遅いし体力もなかった
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当然男子にはすぐに抜かれるし私以外の女子は全員運動部だったから足の遅い私は目立ちに目立った
私は自分の全速力で走ってるのに「サボるな!さっさと来い!」と怒鳴られ、「私子が遅れたからやり直し!」と何度もやり直しをさせられた
連帯責任として付き合わされた周囲も中々休めなくてイライラして私に対して怒りを向けてくる
近くの人からぼそりと「まじいい加減にしろよ…」と呟かれたりもして申し訳なかった
先述もしたけど体力もなかったから回数を重ねれば重ねるほどバテていき、終いには足をもつれさせて盛大に転けた
意識も半ば呆然としてたから受け身もまともに取れず胸を強く打ち、息も上がって立ち上がれなくなったのを教師が駆け寄ってきて「遊びじゃないんだぞ!早く立ちなさい!」と腕を引っ張ってきた
そこで我慢の限界が来てしまい号泣しながら「50m走を全力で走っても12秒もかかるんです!無理なものは無理なんです!」って叫んだ
「同じ年のあいつらはできてるのになんでできないんだ!」と責め立てられても変にハイになってたのか「じゃあ先生だってウサイン・ボルトと同い年なんだから同じ速度で走ってみてくださいよ!!!それができるなら私が悪かったです!!!」って答えた記憶がある
年甲斐もなくわぁわぁ声上げながら泣いてたら体調不良者を診ていた養護教諭の先生が騒ぎを聞きつけて駆けつけてきてくれて、顔や腕や足に擦り傷作りながらへたり込んで変な呼吸になりながら泣いてる私を保護してくれた
「頑張らせるのと本人の限界を超えて無茶させるのは違います」って言葉にやっと味方ができてまた泣いたのを覚えてる
入学して一ヶ月でそんな事件を起こしたものだから同級生の間で浮きに浮きまくって3年間ぼっちだったし、養護教諭の先生も2年に上がるときに転勤されてしまって味方のいない高校生活だった
朝からそんなことをリアルな夢で見てしまって憂鬱
ウサイン・ボルト自伝 単行本 – 2015/5/26
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