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393 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:23/01/25(水) 22:57:08 ID:es.jw.L1
小学生の頃だが、今日みたいな猛烈に寒い日、外で遊んで来いと言われ家から追い出された俺と兄貴。
近所の友達二人も合流して誰かの家にお邪魔するとか考えることもせず、
なんとなく近所の公園にみんなで歩いて行った。
そこにはなぜかでかいダンボールの箱が一つ。
四人の中で一番体が小さい俺がすっぽり入ってちょうどいい大きさで、
とりあえず寒さをしのげるのでそこに入ったまま三人と雑談していた。
しかし雪交じりの風が吹きつけると俺以外の三人は寒さで凍え始め、一斉に箱の中に。
当然四人が入れる大きさではないので箱は二つに破れ、兄貴ともう一人の年長者がそれを奪っていき、
公園の隅にある風雪をしのげそうな場所に走っていった。
俺はふたの部分二枚を辛うじて確保、もう一人は手ぶらで二人を追いかけた。
四人は身を寄せ合うように、壁と塀に囲まれた狭い空間に集まり、
二つに破れた段ボール箱を兄貴ともう一人が持って壁を作り、俺が持っていた二枚のふたの部分は敷物になり、
互いの体温で寒さをしのぎながらその日の夕方を迎えるまでそこで過ごした。
あの遊びの何が面白かったのか全く理解できない。
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子供ってそういうことするよね
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