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676 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:23/01/07(土) 21:18:04 ID:qu.5d.L1
妻がある日高熱が2週間、微熱が1ヶ月続き、慢性疲労症候群になった。
慢性疲労症候群と言うとうつ病以上に理解されないことが多いし、なにより慢性疲労症候群になった本人が思考力低下してて自分の症状をうまくコントロールできずにいる。
妻の場合まず一日12時間以上の休息が必要になり仕事が続けられなくなった。
慢性疲労症候群になったとき第三者にもわかり易く出た症状が理解力の低下、日本語がおかしい、ということだった。
五年間一緒に働いてる課の人の名前が全く言えなくなる、3秒前に言ったことを忘れている、何かを伝えようとしても言葉にならない、等。
家での症状はもっと顕著だった。
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料理をしようとして頻繁に包丁で指を切る、油を使うとぼーっとして発火、コンロのそばに燃えるものを置いて火をつけてしまう、など、
安全のための手順があるものをすっ飛ばして行動してしまい、失敗する、の連続だった。
趣味は料理ってくらい料理上手だったのに、目玉焼き一つうまくできない日もあった。
通勤中に信号が理解できなくなって道路に飛び出しそうになったり、ぼーっとして路線におちたりして、命に関わるようなことを連発して、高熱下がらないときに入院していた病院に相談にいって、そこから慢性疲労症候群と診断を受けた。
仕事を辞めてから、医者には本人が休みたいだけ休ませてやれと言われていたので、家事もしなくていいと伝えた。
最初のうちは毎日12時間眠り続けていた。
残り12時間も起きていてもボーッとしてる。
そんな状態が数カ月。
それでも数カ月休めば少しずつできることも増えて、一日一回趣味の料理をするようになった。
ただそれも元気な時だけ。疲れてるときはミス連発するからやらないように約束させた。
それからさらに数カ月して去年末。睡眠時間も9時間ほどまで減って、週に一回くらいなら一人で買い物に行くこともできるまでになったから、年末年始は久々に妻の実家へ行った。
妻の両親は妻のことを本当に心配していて、義実家にいたときは妻は上げ膳据え膳状態。妻もよく笑ってたし元気になったかなと思っていた。
そこで3日過ごして帰ってきたんだが、車移動で体力使い、さらに義実家では妻の母と久しぶりに買い物行かせて美味しいもの食べておいでと出かけさせたんだが、そこでも予想以上に体力を使ったみたいで、
今日まで一日の大半を寝て過ごして消耗した体力を回復してる。
医者からは疲れて思考が鈍ってるとはいえ、それ以外は健康だから、あらゆることに体が追いつかないでメンタルやられる人もいるし、気をつけてと言われてる。
もともとアウトドア派だから妻が乗り気な時はなるべく外にいけるようにしているが・・・。
俺も妻が慢性疲労症候群になるまでは、疲れが溜まっているだけなら十分休めば治る病気だろう、程度にしか思ってなかった。
まさか、誰かの介助が必要なほど動けなくなり、休んでも休んでも症状が良くならないとは思いもよらなかった。
起きてるときでも疲れてるから座り込んでるか横になってることが多くて、治療が長引けば長引くほど体力も減ってるのがわかる。
食事もしんどいときは食べなくなるから、どんどん痩せてきてるし。
慢性疲労症候群も鬱と同じで症状の軽い重いの差がかなりあるらしく、妻はメンタルやられてないからまだマシ、くらいの部類になるらしい。
症状が重い人は誰かに連れられて長距離移動すら無理らしいから。
病名に疲労とつくから勘違いされるけど、これもう疲労とかの度合い超えてると思う。
慢性衰弱症候群の方が症状的確に表してると思うわ。
多分うつ病みたいにポピュラーじゃないマイナーな病気だから、周囲の理解も得られにくい、地獄みたいな病気だ。
病気が解明されて改善するのが理想だけど、その前に何か救済されてほしい。
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