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2022年10月11日

神経74-56 イマジナリー女と戦ってる人

その神経がわからん!その74
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1664267016/


56 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:22/10/11(火) 09:05:30 ID:FE.lp.L1
表現自体は最近知ったんだけど、知人が「イマジナリー女と戦ってる人」だった。

アラサーになった頃、中学の同窓会に参加した。
当時自分は結婚して数年、妻との間に生まれた子供もすくすく育って、毎日てんやわんやだけど幸せ。同窓会も初めは欠席するつもりだったけど、妻の方から
「パパいつも頑張ってるんだから、行っておいでよ」
と言われ、お言葉に甘えていた。
他の同級生も結婚したり子供がいたり、独身でも仕事や趣味に生きてたり、忙しくも幸せそう。





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ワイワイやってたら、中学当時あまり仲良くなかったA太が突然話に入ってきた。
「お前、きちんと子供のDNA鑑定したか?
 女は平気で托卵する生き物だからな」
話の流れに関係なさ過ぎてみんな一瞬ポカンとしたが、誰かが「DNA鑑定ってどういうこと?托卵って何?」と聞いた。
「だーかーらー!女は浮気相手の子供を孕んでも黙って平気で夫に育てさせるんだよ!
 それを見抜くためにはDNA鑑定が必須ってこと!」
A太はイライラしながら答えたが、言いたいことをなんとなく理解した俺達は、怒るとかよりA太が哀れになってしまった。
中学校の近所に住んでたおばさんが、もともとは温和で良い人だったのに娘を不幸な事故で亡くして以来おかしくなって、誰彼構わず訳のわからない暴言を吐きまくるようになったと有名だったので…似たような感じだと思い
「A太は何か女性に辛い目に遭わされて、こんなヤバいことを平気で口走る奴になってしまったんだな」
と、みんなぼんやり納得した。
「大丈夫大丈夫、うちは妻を信頼してるし」
「こいつの娘、こいつに超そっくりだし!」
と笑いながら流して、何か言おうとするA太をうまくかわしてその場を去った。

後から聞いたところによると、A太はその他にもいろいろ行って回ってたらしい。
もうすぐ結婚する奴には
「メシマズ嫁にATMにされないように、家計は大黒柱であるお前がガッチリ管理するんだぞ!」
不妊治療の末やっと第一子を授かったという奴には
「過去に堕胎してたから不妊だったに違いない!そんな女早く捨てればよかったんだ」
…など。
みんな「なんだこいつ」「思考が歪むほどの可哀想な目に遭わされたのかも」「下手に刺激したらヤバそう」と思ったのか、A太がそれとなく遠巻きにされただけで同窓会は終わった。

しばらくして、地元に残ってた同級生(同窓会に来てなかった)繋がりで意外なことを知った。
A太は、女に酷い目に遭わされるどころか、母親以外の女とほぼ関わりのない人生を送ってきていた。
高校は男子校、卒業後は男しかいない職場、もともと1人でマンガ読んだりゲームしたりして過ごす奴だったので休日もずっと家。もちろん恋人がいたこともない。A太自身が
「女は自己中で打算的でだらしない、百害あって一利なしの存在。関わる奴は情弱!」
と偶然道で会っただけの同級生にアピールしてたらしいので、まあ本当に関わってこなかったんだと思う。

じゃあ、A太が語る「女」ってなんなんだ!?となった時、ある奴が「典型的なネットの女叩きみたい」と気付いた。
ネットで調べると、確かに女に酷い目に遭わされた人の話はたくさん出てくる。でも、珍しくてセンセーショナルな記事だけを見て「全ての女がこうだ」って思い込むのは浅慮過ぎないか?
ちなみにA太の母が酷い女で…ということもなさそう。A太は父親に瓜二つだから托卵もなし、A母は優しくてご飯が美味しいって有名だったし。

なんというか、なまじ初めに同情しただけに「ただのネットかぶれかよ…」とすごくドン引きしてしまう。


タグ:神経 差別
posted by 管理人 at 22:05 | Comment(3) | 神経 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど、これはイマジナリー女だわw
Posted by at 2022年10月12日 07:57
女の男嫌いは本当に痴漢やセクハラの被害に遭ってることが多いけど、男の自称女嫌いは本当は好きでたまらないのに相手にされないからイマジナリーを攻撃して自分を保ってるって印象
Posted by at 2022年10月12日 13:16
へそまがり
Posted by at 2022年10月13日 11:35

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