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825 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:22/09/11(日) 10:36:04 ID:WD.39.L1
自分がお嬢様だと友達に思われてた事を大人になってから知った。
祖父が会社をいくつも経営してて、すぐ近くに一番大きな会社があり、近場ではそこしかない会社だった為にみんなそこを利用していた。
社員のほとんどは社長の孫の1人だと知っているので、友達がいてもタダで色々出来た。
他にも、市内ではそのジャンルでトップ会社の副社長や、それらの関連会社の社長をいくつかやっていた。
祖父母は豪邸に住みながらも質素な生活をしていて、何か集まりがある時は惜しみなくおもてなしをしてくれた。
祖父は若い頃には議員などもやっていて、政財界に顔がきく人だった。
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でも、子供の私には普通のじーちゃんで、蕎麦屋の娘が自宅で蕎麦をタダで食べる感覚と同じだった。
高校に入り部活で忙しくなり祖父母の家に行く頻度も減ってきたある日、祖父が倒れた。
あれよあれよと言う間に会社を手放し、祖父の娘や息子に継がせる会社は継がせて、祖父は引退した。
うちの父も含めて娘や息子は商才が無く、ほとんどの会社は潰れたり人手に渡った。
残りの現金や不動産を分けて、私の親は小金持ち程度にはなったけど、生活は普通の生活だと思ってた。
社会人になって地元の友達と飲んでた時に、すぐ近くの祖父の会社だった所の話になった。
「あの頃、小学生がお金も払わず全て顔パスって、テレビの中みたいだったw」とか、「レジャーボートガレージの横にベンツのガレージある家は一般家庭とは言わないね」って言われて、(〇〇ちゃんちは納屋に耕運機あ
るじゃん)(△△ちゃんちなんて車4台あるじゃん、うちは2台だよ)とか最初は理解できなかった。
社会人2年目で車を買おうとして、あまりの高さに驚いた。
そして△△ちゃんちの車は軽トラと貨物ハイエースを含む4台だと気づいた。
耕運機は趣味のボートとは違う事も。
でも私の両親は、普通のお金の使い方を教えてくれた。
贅沢しない、節度を持って使う、貯める。
だから、私は自分の家がお金持ちだと思っていなかった。
ここぞと言う時には奮発してくれていたけど。
それにお嬢様はトンボの尻尾に糸つけて遊んだりしない。
河原で石を割って化石探したりしない。
素手でアオダイショウ捕まえて学校で飼ったりしない。
木の枝の上にコンパネ引っ掛けてそこで昼寝したりしない。
なんだろう、自慢したいのか?w
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