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134 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:22/06/14(火) 17:06:01 ID:zw.e9.L1
我が家は私が小二の時に母が亡くなり、以来ずっと父一人子一人で生活してきた。
ずっと実家で暮らしてたんだけど就職先が自宅から片道二時間のところで、まぁ通えなくはないんだけど流石に毎日往復四時間通勤に使うのはしんどかったので就職を機に一人暮らしを始めた。
一人暮らしを始めて一ヶ月ほど経った頃、父から「今度用事かあってお前の家の近くに行くから、よかったら一緒に昼食でもどうか」と連絡があり、ちょうどその日は用事もなかったので了承し一ヶ月ぶりに父と食事を取ることになった。
当日集合して適当にお店を決めて注文をして、さして久しぶりでもないし特に変化もなくいつも通り、と思っていたんだけど注文が届いて食べ始めて驚愕した。
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父、物凄いクチャラーだった。
思わず見ているとわざとかってくらい口を開けてクッチャクッチャと不快になる音をたてながら食事していて、一気に食欲がなくなった。
さすがに一ヶ月でいきなり変わるわけもないから、父はずっとクチャラーだったのに当たり前すぎて気がつかず、しばらく離れていたことで初めて認識できたんじゃないかと思う。
本当にひどいクチャラーだったから、いくら生まれた時から当たり前だったとはいえ「これ」に気が付かないもんかとか、二十年以上気が付かなかったのにたった一ヶ月離れてただけで認識できるようになるのかとか色々衝撃的だった。
余談だけど、遺伝するものじゃないとはいえあの父の娘だし、人間自分のことは認識しにくいと言うし、二十年以上ほぼ毎日一緒に食事してた相手のクチャラーに気が付かないくらいだから、
私もクチャラーなのに自分で気づいてないだけの可能性があるのでは?とそれ以来人との食事が恐くなり、人と食事してる時は食べ方に気を付けすぎて会話や味に集中出来なくなってしまって地味につらい。
自分一人で溜め込むとロクな事にならん。
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