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647 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:21/10/30(土)21:14:40 ID:c8.ys.L1
大学生のときあるスポーツサークルに所属してたんだけど、すごくかっこよくて頭のいい1つ上の先輩がいて、気になってた。
先輩は会長ではないけど、会長やもっと上の先輩にもきちんと意見してたし、スポーツは得意で体格も良い。将来は教員か別のお堅い職業か悩んでるとか。
当然モテてたのでこんな私が告白したところで無理だろうと諦めていたら、友達が先輩に彼女がいないことを調べてくれた。
今思えば恋愛に興味を持ちすぎた暇な大学生の所業だけど、それからは友達とお互いの好きな人のことを調べてあげてうまく行くように仕向けていくことになった。
友達の好きな人は同級生。先輩と同じ学部の人で、サークルしか繋がりがないので、共通点だ!って盛り上がった。
毎日休み時間にほぼ同じような内容の恋愛話を繰り返して、妄想した。作戦を始めて2ヶ月には良いタイミングで先輩に話しかけるというミッションをしていて、先輩がいそうなところをうろついて挨拶しまくってた。
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そんなある日、始めて先輩が夢に出てきた。私に優しく話しかけてくれて、あり得ないけどバイト先から連れ出してくれて買い物に行く夢。
ところが、そこでの先輩のセリフが変態過ぎて気持ち悪い。今思えば当時読んでた成年マンガの女性を騙す詐欺師のセリフだったり、女性向きだけどかなりエロ度の高いマンガのものだったり…
とにかく先輩には似合わないセリフのものばかり。
夢なんてすぐに忘れるのにあの夢だけはどうしても忘れられなくて、その後は先輩たちが男同士でかわいい女の子の話をしているのが聞こえたら「やっぱり先輩は変態なんだ」とモヤモヤし始めた。
でも友達とのミッションは続いていて、とても辞める雰囲気じゃなかった。
それが1年ちょっと続いて、ついに先輩が卒業のときに告白するというミッションが行われることになった。
とにかく振ってくれと思いながら先輩に告白したら、実は少し前から彼女がいたらしくてあっさり振られた。ちなみに友達も同時期に告白して振られてた。
修羅場というにはぬるっとしてるけどアホ大学生だった私には辛かった…
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