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725 名前：名無しさん＠おーぷん[sage] 投稿日：21/08/28(土)12:25:45 ID:5v.zi.L1
目の前で人間の顔が縦に二倍くらいに伸びたのを見た時。
初めてのバイト先で、倉庫に行く用事があってそこで作業してたら
父親くらいの年齢の同僚が隣に来て
「割りきった付き合いでいい？」と訊いてきた。
とっさに意味がわからなくて訊き返した。
「はい？」
「割りきった付き合いでいい？じゃないと駄目」
と言いながら髪を触ってこようとしたのでギャーっと言って逃げた。
店長に報告したが「冗談だったんじゃない？」「仲良くしたかったんだよ」
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帰宅して親に報告したら、父が激怒。
「そんなところは今日中にやめろ！」
私もやめたくなってたから、父と一緒にバイト先に戻った。
お客が誰もいなかったので二人で入店し、私は品出ししてた店長に「やめさせてほしい」と言った。
父は後方で商品見てた。
そこから店長のターン。
「まさか昼間のあれを気にしてるの？自意識過剰。今の子はほんと駄目だね」
「自分にそんな価値あると思ってる？世の中なめてるよね」
「声掛けてもらえただけ有難いと思わなきゃ。若いうちが花だよ」
「そんな根性じゃどこ行ってもつとまらないよ。まさか処女じゃあるまいし。え、まさか処女？」
その後「処女」を連呼。
父が登場して「うちの娘に何をぬかす！なめてんのはお前だ！！」と怒鳴ったら
目の前の店長の口が開いて、縦にビョーンと二倍くらいに伸びた。
ほんとにムンクの叫びみたいな顔。
人間の顔ってあんなに伸びるんだーと思った。
その後すんなりやめられたけど、あの店長の顔がしばらく忘れられなかった。
父にはシャトレーゼのアイスでお礼した。
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