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2020年01月04日

ひとり言42-910 あの頃共に活動した相棒のような奴の存在が脳裏をかすめた

【チラシ】雑談・相談・質問・ひとり言【もどき】part42
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1573049496/


910 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:20/01/03(金)05:43:31 ID:sky
10年ほど前に同人活動をしていた。
出し物は今思えば素人であることを差し引いても酷い出来だった。身内買いを除けば一人にしか売れず、大量の在庫の山を抱える羽目になった。
だが時間と労力と今の自分の精いっぱいの実力を注ぎ込んで何か一つのものを作り上げるという経験はこの上ない高揚感を伴うものだった。
拙いながらも同じ創作者という立場に立ったことで造詣の深い方々とも関われた。
アフターで焼き肉食いながら同好の士と語り合ったあの日の夜は一生忘れない。





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あれから10年。
就職と共にライフイベントが次々と押し寄せ、いつの間にやらオタクとしての活動から足が遠のいていった。
ネットで築いた人間関係も気が付けば疎遠になっていた。
つい最近、ふと、あの頃共に活動した相棒のような奴の存在が脳裏をかすめた。
純粋な好奇心ではなかったと言ったら嘘になる。それでも、かつて青春を共に駆け抜けた同志の生活への心配もあったことは事実だ。
IDで検索したところ、まだ彼のアカウントは死んでしなかった。
確かに死んではいなかったが、生きているとも言えない状態だった。
プロフからいきなり
「GHQによる家族解体!フェミの陰謀!非モテ差別!」
といった文字列が並ぶ香ばしい電波中年と化していた。
かつての彼の痕跡はアイコンだけ。
美しい思い出を汚される予感がして、それ以上は覗かずそっ閉じした

俺は日常へと帰っていく
彼には帰る日常はあるのだろうか
さよなら蒼き日々よ


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posted by 管理人 at 02:36 | Comment(1) | ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最後三行の唐突なポエムなに
Posted by at 2020年01月04日 07:00

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